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学校での部活など、スポーツをする機会が多いと思いますが、
サッカー、テニス、バスケットボールなどは足首を起点として急激な身体の方向転換を繰り返すため、
足首の怪我が多く、そのため土台となる足首の歪みから、
膝の歪み(O脚)、骨盤の歪みと繋がりやすいスポーツと考えられます。
特に、
小学生〜高校生の時期は身体の成長と共に様々な身体の運動機能が整っていく時期でもあります。
この時期にこれらのスポーツを過度に行うと、O脚などの歪みに繋がりやすいといえます。
もちろんこれらのスポーツをしてはいけないということではありませんが、
骨折、脱臼、捻挫、打撲、などの大きな怪我だけでなく、
些細な身体の異常を感じたらすぐに専門的な医療機関を受診することが大切です。 (治療院の選び方の項を参照して下さい。)
ここで、両親はそういう子供の訴えに対し、大げさとか気合が足らないなどの評価をせず、
親身に耳を傾け、最適な行動をとることが重要です。
また日常生活における基本動作を正しく行うことも重要です。
日常の行動を大まかにいうと@立つ、A歩く、B座る、C寝るといったように4種類に分けられますが、
ここで重要なのは@立つ、とA歩く、B座るといった動作です。
もともと人間は歩いて健康になるように出来ていますので、特に@立つとA歩くが重要です。
(正しい立ち方、歩き方、座り方の項を参照して下さい。)
C寝るについてはうつ伏せや横向きに比べれば仰向けで寝ることが
一番身体への負担が少なく適していますが、本来健康な身体であれば、
寝ている間も歪まないように無意識に寝返りをうつので、特別こだわる必要はないかと思います。
以上のように、両親は子供のあらゆる場面ごとに最適な対処をすることが重要であり、
その対処しだいで子供の後々の身体の歪みや健康は大きく変わってきます。
そして、こういった内容は学校の保険体育の授業等では詳しく教えてはくれません。
「猫背にならないように胸を張りましょう」程度しか言われないかと思います。
大切なお子様の未来のために今から意識と行動を変えていきましょう。 |