生活の質と体調の良さ

皆さんの毎日の生活のなかでその「質」について深くお考えになられたことはございますか。日常生活の「質」を計るうえで、日々の体調の良さは皆さんにとってどのようなウェイトを示してくるでしょうか。朝目覚めたときに腰に痛みを感じたり、肩や首にハリを感じる、全体的に身体が重いなどといったような1日のはじまりは、生活の質を考えるなかでは、何かしらの改善点がみつかりそうです。腰痛、肩コリ、首コリ自分自身が出来る範囲内であっても出来る限り万全な調子に整えておきたいものです。体調を改善するためには、毎日のお食事のバランス、快眠、快便、などの他にも、なるべくストレスを溜め込まないような日々の生活基盤を心掛けたいものです。

ダンベルフライ

可動域が広く、大胸筋をフルストレッチできるというのがダンベルフライのメリットと言えるでしょう。コアの保持とダンベルの軌道に気を付ければ軽い負荷でも効果が得られるでしょう。まずはベンチにあおむけになりましょう。ダンベルを持った腕を方の真上より少し外側に上げましょう。そこからテンポコントロールを意識しながら、肘をまげて弧を描くようにダンベルを下ろします。メインターゲットは大胸筋で特に中部に効きます。肘をやや曲げた状態に保ち、弧を描くように動かす事が大胸筋を刺激する為には重要です。ダンベルフライを行う際、腕は捻り過ぎないように注意しましょう。肩と肘への負荷が増え、関節を痛めやすくなってしまいます。筋力の程度や動作のくせが原因で生じます。

栄養不足とサプリの活用について

食べ物の機能性成分がからだに及ぼす作用と活かした食品として「健康食品」や「サプリ」があるかと思います。栄養素というのは人が生きていくために必要なものですが、そのほとんどが体内で合成できないものだそうです。合成できるものであってもその量が必要量には足りないために食べ物として取り込まないといけないそうです。これらのことを「必須栄養素」というのだそうです。必須栄養素というのは、5大栄養素の中のビタミン13種、ミネラル16種、タンパク質の必須アミノ酸が9種、脂質では必須脂肪酸が二種だそうです。これらはエネルギー代謝や細胞の新陳代謝、免疫機能、生殖といったものととても深く関わっているそうです。相互に助け合って作用するということもあって、一種類でも不足するというのはからだが機能しなくなったりするそうです。

自然な姿勢でリセット

仕事中、パソコンのキーボードを打ちながら、「肩が凝ったなぁ」などと、肩こりや、腰の張りが、気になって、仕事に、なかなか集中できないといった方はいらっしゃいませんか。  長時間のデスクワークは、皆さんの体に大きなストレスや負担をかけているなどと言われています。  パソコンの画面に向かい、キーボードを打つという作業は、腕などにも、大きな負担を与え、疲労が溜まりやすくなるなどとも言われています。  パソコン入力などの不自然な体勢を、長時間取り続けているオフィスワーカーは、身体的にも、メンタル的にも大きなストレスを抱えつつ日々を送っているようです。そのような方々は、体調の改善を行うためにも、ストレスを受けている身体やメンタルを解放させてあげなくてはなりません。  

洋式と和式のはざまで

最近、女性の健康問題なので、多く取り上げられている「尿漏れ」。尿漏れは、老化現象の一つなどと言われていますが、尿漏れは、老化現象の中の筋肉や筋力の衰えから起こるのではないかとも言われています。現代社会の中で。西洋文化が持ち込まれ。様々な生活様式が日本社会の中で変わり始めています。日本人の生活スタイルが、洋式になるにつれて、様々な、私身体的な問題も発生しているようです。

そのような時代背景の中で、現代人の筋力の衰えなどが問題視されていますが、現代の日本では、洋式トイレは当たり前のモノとされつつありますが、それまでの和式トイレなどは、人々が用を足す際に、しゃがみ込みを行うことで筋力の活性化が行われていたなどと言われています。昨今の現代人の尿漏れの原因の一つは、洋式トイレの普及が関連しているのではないかなどとも考えられているようです。

また、それまでは、畳の上に正座をしながら生活していたスタイルであった日本人が、テーブルや椅子を利用することによって、姿勢が悪くなることから、肩こりや腰痛などといった、体の不調を招いているのではないかといったような考えもあるようです。生活スタイルの変化は、様々な身体的、精神的な変化を日本人にもたらしているかもしれませんね。

正座に注目する

今回ご紹介するのは「正座」です。「金剛座」とも呼ばれますが、皆さんのよく知っているかと思います。ただし、両足の親指は重ねず、両かかとの間にお尻を乗せるように座ります。4つ目は「盤座(ばんざ)」。あぐらと同じ座り方です。その他の座り方に比べ簡単なので、初心者に向いていると思います。5つ目の「合蹠(がっせき)」は、膝を左右に大きく開いて足の裏を合わせる方法です。かかとを出来るだけ身体に引き寄せるのが正しい座り方です。最後に「長座(ちょうざ)」。足を前に伸ばしてそろえる方法です。ヨガでは以上の3つの座り方をと、「半跏趺座(はんかふざ)」「結跏趺座(けっかふざ)」、基本とします。ぜひ覚えて頂ければと思います。

基本座法を覚えてみよう

ヨガには座り方がいくつかあります。今回は基本座法6種類をご紹介していきます。どの座法も、足の親指を意識出来るようになります。親指に力を入れると足の裏が良く伸ばされ、土踏まずが正しい形をとります。土踏まずが左右のどちらかでも正しい形を失ってしまうと、おしりと肛門が緩んでしまい、身体は傾き、背骨が歪んでしまいます。姿勢も内臓の働きも乱れ、全身のバランスが崩れてしまうのです。正しく座ると、背中は胸に向かって動きます。着ているものを観察してみましょう。服が背中に密着しているようなら間違っています。胸が着ているものと密着しているようなら正しく座れているという証拠です。さてまず1つ目の座り方が「半跏趺座(はんかふざ)」。どちらかの足の甲を、反対側の足の太ももに乗せる方法です。続いて「結跏趺座(けっかふざ)」と呼ばれる座り方です。「蓮華座」とも言われますが、両足の甲を太ももに乗せるという方法です。サンスクリット語では「パドマアーサナ」と言い、「ハスの花」という意味を持っています。蓮華座とも呼ばれる所以はここからきています。両足はハスの葉を、両手はハスの花を表しているとされています。お釈迦さまが悟りを開いたとされる座法がこの結跏趺座です。

お尻引き締めポーズ

さて、まずはうつ伏せの状態から、両足の足の裏を合わせて合蹠します。両手は肩の高さ真横一直線に広げて、手のひらを下に向けて置きます。ひざを左右に大きく開いて、足の裏を合わせるようにしましょう。そこから息を吸いながら、あご・胸を上げ、両手を広げながら、後ろに持っていきます。息を吐きながら両ひざを床から浮かして10呼吸キープです。再び息を吸いながら、ゆっくりと身体を戻します。これで1回とし、続けて2回行うと効果的でしょう。足の裏は出来るだけ離れないように意識してください。手は胸を広げるように後ろへグーッともっていきます。慣れて来たら、呼吸数を15回~20回と増やしていくと、効果も更に高くなると思います。合蹠する事で骨盤が緩み、骨盤内の血行はよくなります。また、排泄機能も向上し、便秘解消にも効果が期待できるでしょう。

雨の日があるように落ち込んでみる日

仕事が思うように捗らない、そんな時は、プチ鬱な状態に陥っている可能性もあります。「気が滅入る」というような表現を使用するような事もありますが、「やる気」が起きないという状態では、職場であっても、プライベートであっても、ライフワークに充実感を得る事はできないはずです。そんな時に、滋養強壮剤のようなドリンク剤やサプリメントやエナジードリンクなどを利用するような人々も、現代人には多くみつけられますが、時として、人は落ち込んだりもするものですから、正直で素直な自分を、きちんと受け止めてあげる事も必要な事なのかもしれません。長い人生の中では、ペットとの死別、親しい友人との別れ、家族の訃報、失恋、離婚や、転勤、転職などの、生活圏の変化など、様々な因子によって、皆さんの気持ちは、揺れ動くものであります。そのような、自然な心の流れを妨げるように、無理矢理に「やる気」を起こさせるように、滋養強壮剤などを過剰に使用する事は、いつか身も心もボロボロになってしまうような事になってしまうかもしれません。自分自身が、悲しい、寂しいと感じている時は、そのような感情を大切にできるような人生の豊かさが現代には、足りないような気がしています。時には、プチ鬱である自分を、思い切って認めてみましょう。そんな日が、長い人生の中で多少はあっても良いではないですか。